[ヴァイングート・マンツ　シュぺートブルグンダー・ドッペルシュトゥック 2020]

《ワイナリー情報》
マンツ醸造所は現在、3代目エリック・マンツ氏が中心となってワイン造りを行う、
家族経営のワイナリーです。 大半は国内のレストランを中心に消費され、ローカルでのサポートを受けています。
リースリング等のドイツ系品種を始め、グラウブルグンダー、シュペートブルグンダー、
ヴァイスブルグンダー等のフランス、ブルゴーニュ系品種も好評です。

ワイナリーがあるラインヘッセン地方は、ドイツの中でも特に若手生産者の活躍・成長が
著しい産地です。 ラインヘッセン地方は「千の丘陵地」と呼ばれるほど、
丘陵沿って多様なテロワールが広がり、
それぞれの土地にあった品種やスタイルで造られるワインは多様性があります。
このワインに使われるブドウの畑の土壌は、石灰岩、レス土壌。
豊かな酸味とボリューム感を味わいに与えてくれます。

《商品情報》
品種はシュぺートブルグンダー。
ドイツはこの品種（フランスではピノ・ノワールがシノニム）において、
世界で第三位の栽培となっており、ドイツ国内外で注目されています。
繊細な酸味が特徴で、比較的冷涼な産地を好むことから、
ドイツは特にこの品種に合った気候で、良質な味わいのものを多く生み出しています。
このワインにはラインヘッセン産のドッペルシュトゥックという
2400リットルのサイズの木樽が使用されています。

《テイスティングコメント、お薦めフードペアリング》
「赤系のベリーの華やかなアロマ、ほんのり木樽からくるバニラのような香りも複雑で
高級感を感じます。凝縮した果実味、繊細できめ細かいテクスチャー、
豊かな酸味が広がり、程よいボディ感、長い余韻がゆったりと広がります。
素材をシンプルに楽しめる焼き鳥等の鶏肉料理等におすすめ。」
すでにワイナリーで数年の熟成の過程を経ているので飲み頃となっており、
2−3年以内に味わっていただくのがおすすめです。